作家でタレントの乙武洋匡氏(44)が4日、ツイッターで緊急事態宣言の基準について言及した。

 菅義偉首相は4日、新型コロナ感染拡大を受け、首都圏の1都3県に緊急事態宣言を出すことについて検討に入ることを明かした。
 
 しかし、緊急事態宣言については「遅い」「必要がない」など賛否が渦まいている。

 この点について乙武氏は「基準が曖昧だから、不信感を抱く人が増えてしまう」と指摘。

 その上で「『こういう数字になったら出す』『ここまで下がったら解除』という基準をしっかり示したほうが納得できる人が増えるのではないだろうか」と提言した。

 感染者数については、無症状者数、重症者数など、その内訳を重要視するムキもあるが、乙武氏は数字で判断した方がすっきりするというわけだ。