お笑い芸人の明石家さんま(65)がプロデュースす劇場版アニメ作品「漁港の肉子ちゃん」に大人気声優の花江夏樹(29)を起用したことが明らかになった。

 花江は社会現象となったアニメ「鬼滅の刃」の主役・竈門炭治郎の声を担当。2日放送された「新春大売り出し!さんまのまんま」でサプライズ発表して〝プロデューサー・さんま〟と仕掛け人の顔をのぞかせた。

 同番組には花江と、同じく”鬼滅"の我妻善逸役で知られる声優の下野紘が出演。そこでさんまが花江に「(アニメの件)引き受けてくれたんだやんな」と振ると、花江も「引き受けさせていただきました」と明かす。横にいた下野も「へ!」と驚きを隠せない。

 経緯を下野に話すと、下野は「ぼく、人間以外でもできますよ」と猛アピール。さんまが「トカゲは…!?」と言うと、下野は「がんばります!」とさらにアピールだ。

 さんまは「いま、動物しか残ってないねん。ペンギンとか」と冗談めかすも「オーディションするときは連絡するよ。ギャラ高いやろ?」とギャグ交じりに話した。

 花江は同アニメの主要キャストとしてオファーされた。「その中にでてくる男の子の役を花江さんにお願いしたら、快く承諾してくれた」(さんま)。

「もちろんですよ。作品自体が素敵で、絵の雰囲気がノスタルジックでいいですよね」と花江。
 さんまは「どういう声をだしていただけるのか楽しみやね」と期待をかけた。


 アフレコにもさんまは参加するそう。

「さんまさんもアフレコに参加されるんですか?」という花江にさんまは「もちろん、全アフレコは参加するよ。プロデューサーという形やからな」と宣言。

 さんまはアニメ初プロデュースということでかなり力が入っているようだ。