明石家さんまがアニメをプロデュース 西加奈子氏原作「漁港の肉子ちゃん」

2021年01月03日 18時12分

明石家さんま

 お笑い芸人の明石家さんま(65)が劇場版アニメ「漁港の肉子ちゃん」をプロデュースすることが発表された。

 同アニメは作家・西加奈子氏の同名小説が原作。漁港の船に住む2人きりの母娘「肉子ちゃん」と「キクコ」の軌跡と成長が描かれていて、肉子ちゃんのパワフルでハートフルなキャラクターが魅力の作品だ。さんまがこの作品にほれ込み、西氏にアニメ化をオファーしたという。

 さんまは「西加奈子さんが、直木賞を受賞された直後、本屋さんに『サラバ!』が置いてあって、それでパッと本をめくったら、エジプトの人間は、『かわいいね』『儲かりまっか』『明石家さんま』という日本語を知っているみたいなことが書いてあったので、これは〝明石家さんま〟が出てくる話やなと思って、買って読んだら、その1行しかでてこなくて(笑い)」と西加奈子作品との出会いを振り返る。

 アニメ化について、さんまは「その後に西さんの作品を何冊か読ませていただいて、そこで『漁港の肉子ちゃん』に出会いました。大偶然の出会いです。大阪弁の使い方がめちゃくちゃうまいなと。すごく良い感動的な作品なので、映像として残したいと思い、(映像化の)オファーをしたところ西さんがすぐOKしてくださって。最初にお話してから5年くらい待っていただいてようやく実現しました」と経緯を明かした。

 肉子ちゃんへのほれ込みようはパンパなく「今回のアニメ映画化は、エネルギーが引き寄せた産物です。ご期待ください」とさんまはメッセージを送った。

 西氏もさんまのオファーに驚いたそう。

「さんまさんは、自分が小さな頃から知ってる、いわばお札の中の人みたいな存在だったので、信じられない思いでした。直木賞をいただいた後に、『さんまのまんま』という番組に出演させていただきました。初めてお会いしたさんまさんは人間ならざる存在感で、近距離で『めちゃくちゃ大きな祭』を見ているような気持ちになりました」とさんまの印象を語った。
 2021年は「さんま」と「漁港」の強力タッグが日本を盛り上げてくれそうだ。

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