大みそかの格闘技イベント「RIZIN.26」で勝利した人気ユーチューバーのシバター(35)が31日、自身のユーチューブチャンネルで「勝ちました」のタイトルで勝利を報告した。

 対戦相手「X」はキックボクサーのHIROYAだった。1Rはキックルール、2Rは総合ルールで行われ、シバターは1Rにダウンを奪い、2Rにはアームバーが決まり、HIROYAがタップしたように見えたが、ジャッジが見逃し、試合が続行。一度はドローの判定となったが、試合後の検証でシバターのアームバーでの一本勝ちが認められた。

 シバターは「ビデオ検証でHIROYAさんがタップしたということで、シバター一本勝ちになりました。もういろいろ、起き過ぎて全然わからん。うれしいを通り越して、頭の中がオーバーヒートしそう」と語る。

 対戦相手のHIROYAには「HIROYAさんは、オレとやっても得がなかったと思う。シバターは寝技と体重差もあって。そんなシバターに負けたら『K―1のプロ選手なのに』と言われるし、勝っても当たり前と言われる。そんな中で格闘技に新しいファンを入れたいと言ってて。本当にそれは男前、あっぱれ」と最大限のリスペクトを示す。

 これまでで一番、練習して気合を入れて臨んだという。

「練習したとて、の世界ですが、結果がついてきて、うれしいです。最高です。テレビでがっつり使われるといいな。うちの娘ちゃんがテレビの前で見てくれるといいな」とデレデレ。

「ずっと夢だった。かなわない夢。自分が想像する未来にはなかった。宝くじ当たったみたいな感覚。自分が実感できていないのに盛り上がって、すごいことになってる。こんなことってあるんですね。本当にユーチューバー始めて良かったです」。

 最後は「次回からはまた、ヒカキンとセイキンの悪口から入ります」と〝炎上系〟らしい締めくくりだった。