急死したNHK「おかあさんといっしょ」の〝10代目うたのおにいさん〟今井ゆうぞうさん(43)を惜しむ声が広がっている。

 今井さんは21日に脳内出血で死去。亡くなる6日前の12月15日には、真っ赤に充血した結膜の写真を公開し「免疫力が落ちているのが自分でも分かる」など、体の不調を訴えていた。

 突然の訃報にネット上では「ショック」「悲しすぎる」「子供たちがお世話になりました」など、惜しむ声が殺到。

 今井さんら歴代うたのおにいさん・おねえさんたちが参加し、ステイホーム期間中の4月に公開されたユーチューブ動画「ぼよよん行進曲」のアクセスも急上昇中で、直近24時間で20万回再生に迫る勢いだ。

 同曲はシンガー・ソングライターの中西圭三が手掛けた楽曲。今井さんはジャージー姿でひげをたくわえ、ぬいぐるみを空中に漂わせながら、同曲を熱唱。ひと目でステイホーム中とわかるその風貌は一部で話題となった。

 動画の総再生回数は12月29日午後2時時点で1296万回を突破。28日に1270万回だったことを考えると、急増したことがわかる。

 作詞・作曲を担当した中西は28日、ツイッターで「『僕はね…みんなが大好きなぼよよん行進曲を一番最初に歌ったお兄さんなんだよ』おかあさんといっしょの60周年記念ライブでゆうぞうお兄さんが言ってくれた言葉が愛おしいです…ゆうぞうお兄さん…ありがとう…さみしいよ…」と追悼している。