2020年の芸能界の薬物事件で一番の〝大物〟は、9月に大麻取締法違反(所持)罪で警視庁組織犯罪対策5課に逮捕された俳優伊勢谷友介(44)だろう。

 12月に東京地裁であった判決によると、伊勢谷は9月8日、自宅で乾燥大麻計約13・17グラムを所持。裁判官から、この量は個人としては「多量」で、26~27歳のころに手を出して使用歴は約20年に及んでおり、「関わりが深い」と厳しく指摘された。求刑通り懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡された。

 一方、私生活ではこれまで女優の広末涼子や木村佳乃、長澤まさみ、モデルの森星ら、数々の女性芸能人と浮名を流した。薬物事件の火の粉が降りかかるのを避けようと、その女性芸能人を抱える芸能事務所はこぞって、水面下で「伊勢谷とは無関係!」と吹聴していた。

 ただ、過去に交際した女性芸能人Aは伊勢谷と本当に関係が切れたのかと疑われているという。

「薬物事件を受けて、伊勢谷の元からはクモの子を散らすように逃げていきました。特に、地元の東京・目黒の友達やビジネスパートナーだった男性B氏と疎遠になったことは、伊勢谷にとって大きなショックだったそうです。でも、だからこそAは表向き伊勢谷と無関係を強調しつつ、今でも心配していると聞きます」(伊勢谷の知人)

 実際、伊勢谷のビジネスパートナーの一人である男性C氏のインスタグラムの今夏の1枚にAがしれっと写っている。このインスタはいまだに削除されていない。

「要は、少なくとも逮捕直前の今夏まで、伊勢谷とA、C氏はそれなりの関係にあったようなんです。3人はこれまで深い交流がありましたから」(同)

 1枚の写真で論じるのは早計だが、いずれにしても、イメージが地に落ちた俳優に近づくのは避けたほうが賢明と言えそうだ。