「#Twitterトレンド大賞」が22日夜、生配信され、今年ツイッターで話題になったトレンドワード1位は、やはり「コロナ(新型コロナ)」だった。今、とんでもないブームになっている「鬼滅の刃」は5位。ただ「#鬼滅劇場版」というハッシュタグは、アニメ部門賞を受賞した。

 式の冒頭、ゲスト参加したギャル系タレントゆきぽよ(24)は、ランクイン予想を聞かれ「間違いなく鬼滅は入るんじゃないかな~って思いますね~。世の中、鬼滅、鬼滅って、鬼滅で日本の経済回ってるんじゃないかって…」と「鬼滅」を連呼した。

 一方で「鬼滅だけでは(経済は)絶対回らないですけど、大きく回してくれたことは間違いない」と指摘したのは、この日MCを務めたロンブー田村淳(47)だ。

 式後の囲み取材で淳は「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」を映画館で嗚咽しながら見たことを明かした。

「あの感動っていうか悔しさというか、いろんな思いをスクリーンから受け取ったなぁと思って。声優さんのすごさを映画館でこうまざまざと見せつけられたなっていう、『鬼滅の刃』っていう作品もすごいけど、声優さんのパワーみたいなことを感じ取れたんで、ホント『鬼滅の刃』には感謝してます。ってこれからまたね、『鬼滅の刃』の続編があると思うんで、それも来年(以降)楽しみたいなと思っています」

 また今年の芸能ニュースで一番印象的だったのは、アンジャッシュ渡部建の〝多目的トイレ不倫騒動〟だという。淳にとっては「すごく衝撃的」で、そもそも不倫報道自体に「どこまで(追及)しなきゃいけないのかな」という点で興味があるんだそう。

「近藤真彦さんの不倫報道と、渡部君の不倫報道。ま、内容が違うとはいえ、報道の仕方にすごく差があるような、あと制裁を受けるっていうことの差もすごく感じたんで、まぁ、僕も情報番組やってるんで〝どういうふうに伝えていけばいいんだろうな〟っていうのを、すごく考えさせられる1年でしたね」

 毎年このトレンド大賞でMCを務めている淳は「芸人をずいぶん前に辞めてる」と公言し、社会派の顔がすっかり板についてきた。