落語家の林家こん平さんが17日午後2時2分、誤嚥性肺炎のため、自宅で死去していたことがわかった。77歳だった。

 落語協会によると、葬儀は19日に近親者のみで執り行われたという。お別れの会は新型コロナウイルス収束を見計らい、行う見通し。

 新潟県出身のこん平さんは、故初代林家三平さんに師事。「笑点」(日本テレビ系)で長らくレギュラーを務め、「1、2、3、チャラーン!」の掛け声で人気を集めた。2005年に多発性硬化症を発症し、その後糖尿病も患うなど闘病生活が続いた。昨年4月には小脳梗塞が発見され、緊急入院。5月に退院していた。