元衆院議員でタレントの上西小百合(37)が20日、公用車を使ってのホテル通いを一部で報じられた大阪市の松井一郎市長(56)と、これを批判した元新潟県知事の米山隆一氏(53)のツイッターバトルを切って捨てた。

 松井氏は今年1月から11月、緊急事態宣言が出された4月を除き、時には公務の合間をぬって計64回、公用車で「スパが自慢」のホテルに通っていたことを報じられた。

 米山氏は自身のツイッターで、ネットニュースを引用し「これが維新の『身を切る改革です』。その実態は、『国民だけが身を切り、自分たちは(下っ端以外)身を切らない改革』です。維新の正体を知るべき時です」と投稿。すかさず松井氏が「憧れの知事から転落した米山さんへ、この5流紙で鬼の首取ったように喜んでるけど、公務終了後に自宅より近いジムに送ってもらってリセットして私用車に乗り換えて帰宅して何の問題があるのですかね?貴殿は女性との交際でリフレッシュ、僕はジムでリフレッシュ、少し違うだけです」と、2018年に出会い系サイトで知り合った複数の女子大生と援助交際していたと報じられ、辞職に追い込まれた米山氏を皮肉りつつ反論。その後も、2人はツイッター上でバトルを繰り広げた。

 そんな2人のバトルに上西は自身のツイッターで「なんなん、この松井大阪市長と米山前新潟県知事の情けない言い争いは。同じ穴の狢(むじな)やん。それにしてもおじさん達は外でリフレッシュが好きなんですね」とあきれ果てた様子。

 続けて「松井大阪市長の公用車の使い方は〝ルールでは一応許される範囲〟でしょう。ただ、ルール=倫理とは限りません。特に政治の世界では。更に維新は『身を切る改革~‼』と叫んで選挙を乗り切ってきているのでアウトです。松井さんはケチケチせずに〝身を切って〟タクシーでも呼べばよかったんですよ」と容赦なく斬って捨てた。