政治評論家の杉村太蔵氏(41)が20日、TBS系ワイドショー「サンデー・ジャポン」に出演。観光支援事業「GoToトラベル」の全国一斉停止を表明した14日夜に「多人数会食」に臨んだ菅義偉首相(72)の〝会食術〟を絶賛した。

 都内の高級店で行われた同会食には、福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長(80)、俳優の杉良太郎(76)、タレントのみのもんた(76)ら計8人が出席。杉は「忘年会」と発言し、同会食会が政府の呼びかけに相反するとして物議を醸している。

 杉村は「総理大臣と一般の国民の会食は違うんじゃないかな」と前置きし「会食、会食と言っても、そこで意見をよく聞くので、一緒にするのは…」と擁護。

 菅氏は首相就任以来、家族以外の会食で150回ぐらいしていると説明。「『けしからんだろ』という意見は置いといて」とし「この3か月で100回以上の会食をして、よく感染しないなって思う。どうやって会食しているのか、国民のヒントにならない?こういうやり方があるって見せればいい」と主張。この杉村氏の持論にスタジオは微妙な空気になっていた。