棋士初!藤井聡太2冠がスポーツ誌のМVPに選出「紛れもなくアスリート」 

2020年12月17日 11時27分

藤井聡太2冠(Number提供)

 なんと棋士がスポーツ界を制した。将棋の藤井聡太2冠(18)が、文芸春秋発行のスポーツ誌「Number」制定「Number MVP賞」に決まったことが17日、同社から発表された。同賞は毎年最も輝いたアスリートに贈られる。

 藤井2冠は7月、史上最年少となる17歳11か月でのタイトル獲得を棋聖戦で達成し、8月に王位も獲得。9月には、同誌で異例となる表紙を飾って特集も組まれ、大きな反響を呼んだ。

 藤井2冠は同社に「この度のMVP賞の受賞をとても嬉しく思います。新しい角度から棋士の魅力にせまる特集を御誌が取り上げてくださり、それをとても沢山の方々が手にとって見てくださったことに心より感謝しております。今後とも将棋界を応援していただけますようよろしくお願い申し上げます」とコメントを寄せた。

 9月に創刊40年目で初めて組んだ将棋特集「藤井聡太と将棋の天才」は、累計発行部数23万部と予想をはるかに上回る売れ行きを記録。同誌の宇賀康之編集長は「MVP賞を棋士に贈るのは初めてですが、知力をはじめ心技体を懸けて真剣勝負を戦う棋士は、紛れもなくアスリートです」と説明した。

 Number MVP賞は今年で39回目。第1回はプロ野球監督の広岡達朗氏。昨年はラグビー日本代表、一昨年はテニスの大坂なおみが受賞しており、歴代受賞者はいずれも我が国のスポーツ界を代表する超一流選手ばかりだ。