立川談四楼 政府の経済最優先姿勢に「GoToキャンペーンは断じて善ではない」

2020年12月15日 14時24分

立川談四楼

 落語家の立川談四楼(69)が15日、ツイッターを更新。新型コロナ感染者激増の中、急転直下で年末年始の一斉停止が決まった観光支援事業「GoToトラベル」について持論を述べた。

 談四楼は「『急がば回れ』と言う。経済も大事だが、補償を手厚くし仕事を休ませ、つまり人の動きを止めることが結局は経済が回ることに繋がるのだ」と指摘。

 続けて「『善は急げ』と言う人もあろうが、GoToキャンペーンは断じて善ではない。その対象の人たちをも休ませ補償することが、コロナの終息と経済を回すことに繋がるのだ」と意見を述べた。

 一時は減少傾向にあった新型コロナウイルス感染者数は、秋口から北海道、大阪、名古屋、東京など大都市を中心に爆発的に増えた。気候、ウイルスの変異、GoTO事業の影響が考えられるが、何が要因か不明。

 誰も理由がわからないまま、政府は11月末に〝勝負の3週間〟として、危機意識を共有するように呼び掛けた。だが、感染者数は増えるばかり。新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(71)は、GoToの一部地域での一時停止を提言したが、政府は聞く耳を持たなかった。

 菅義偉首相は安倍前首相と同じく、だんまりを決め込む〝ステルス作戦〟を続けていたが、国民の不信感や不満は高まっており、支持率が急落。慌てて前言をひるがえし、停止を決めた。