女優の小柳ルミ子(68)が10日、ブログを更新。ドイツのメルケル首相のスピーチを受け、自身の思いをつづった。

 メルケル首相は9日のドイツ国内の新型コロナウイルスによる1日あたりの死者数が過去最多を更新する、590人を記録。こうした状況にメルケル首相はジェスチャーを交え「1日に590人が亡くなるというのは、私には受け入れられない」と力強い口調で主張。感情を表に出さないことで知られるメルケル首相による、危機感を国民に訴えかけるセリフは話題を呼んでいる。

 小柳はメルケル首相のスピーチに「感動して泣きそうになりました」と切り出し「何時も冷静にお話されるメルケルさんが拳を握り時折、祈る様に両手を合わせ国民に訴え掛けるスピーチ。原稿等は殆どご覧にならず、ご自分の言葉でご自分の【心】で強い口調で訴え掛けました」と感動した様子だ。

 一方で「日本には何故、悲しいかな。この様なリーダーシップをはかれる人がいないのだろう。日本の政治家は、スピーチが何ともまぁ~下手だ」と日本の政治家を批判。

 続けて「もっと国民の心に響く、私達が納得出来る、信頼してついて行こうと思える言葉と話し方を勉強して欲しい!! 各国のリーダーのスピーチを見て学んで欲しい」とした。