とんねるずは今もフジで別格 工藤静香も登場…FNS異例の好待遇はゴールデン復帰の布石か

2020年12月10日 12時10分

ユーチューバーとして大復活した石橋貴明

 9日に放送されたフジの音楽番組「FNS歌謡祭」第2夜で、とんねるず・石橋貴明(59)と工藤静香(50)の伝説のユニット「Little Kiss」が一夜限りの復活。約23年ぶりにデュエット曲「A.S.A.P.」を披露した。

 同ユニットはバラエティ番組「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」(日本テレビ系)の企画をきっかけに誕生。「A.S.A.P.」は1997年2月にリリースし、約50万枚を売り上げた。

 当時のミュージックビデオでは、2人の密着ぶりが話題になったが、石橋は歌唱前のトークで「この時代ですから、抱き寄せて踊るみたいなシーンがあったんですけど、本番きたら離れてくださいと言われた」と明かし、「ソーシャルを守って、心の中で抱きしめていました」と告白。静香も「抱きしめられていました(笑い)」と返した。

 歌唱後SNSでは「伝説のユニット」がトレンド入り。「懐かしい」「生歌聞けて良かった」などと大反響だったが、一方で今年のFNSはフジととんねるずの〝蜜月ぶり〟が改めて証明される形にもなった。

 番組では同曲のほか、石橋のユーチューブチャンネルから生まれたマッコイ斉藤氏とのユニット「Ku―Wa―de MOMPE」が山形県応援ソング「Stranger to the city」を披露した。2日放送の第一夜では相方の木梨憲武(58)も2曲熱唱している。

 音楽関係者は「破格の扱い。木梨さんはピンではヒット曲はこれといってありませんし、マッコイ氏に至っては、もともと裏方ですからね。90年代のフジのバラエティーをけん引したのは、紛れもなくとんねるず。ADやディレクターを番組に出す手法は一部で〝スタッフウケ〟とやゆされましたが、この日のFNSは往年の雰囲気が感じられました」と話す。

 長年フジのプライムタイムの冠番組を死守してきた石橋だが、3月に「石橋貴明のたいむとんねる」が打ち切られ、地上波の冠番組は深夜帯の「石橋、薪を焚べる」(ともにフジ)のみになってしまった。

 これも時代の流れか…と思いきや、石橋は6月にユーチューブチャンネル「貴ちゃんねるず」を立ち上げ、これが大ヒット。登録者は現在140万人を超え、不死鳥のように復活した。

 そんななか、FNSでの〝別格扱い〟。12日夜にも石橋はMCを務める特番「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(午後9時~)が控えている。

「ここにきてフジがとんねるず、とりわけ石橋さんと積極的に交流している印象を受けます。再びゴールデンで冠番組を始めるつもりなのかもしれません」(テレビ関係者)

 1度テレビ界から下野した男が、パワーアップして帰ってくるかもしれない。