お笑いコンビ「アンジャッシュ」渡部建(48)が3日に行った囲み会見で、物議を醸しているのが、某芸能リポーターによる「我々もガキの使いで来ているんじゃない!」という声掛けだ。

 会場や視聴者からは笑いが起きる一方、批判も続出。例えば坂上忍は会見翌日の「バイキングMORE」(フジテレビ系)で「渡部君を嘲笑するやり方はあってはならない」と不快感をあらわ。9日放送の同番組でもこの問題について長々と議論していた。

 この発言主A氏は、現場にいた本紙記者も含め、よみうりテレビの名物男性ディレクターというのが現場にいた人の一致した認識だ。

 よみうりテレビは渡部が出演予定だったとされる「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」」の大みそか特番「笑ってはいけない」シリーズを放送する日本テレビの系列局。それゆえに「渡部に聞く前に自分の局に聞けよ!」という声も上がっていたという。

「日テレもよみうりテレビも今回の件が大々的に報じられ、青ざめているそうです。A氏本人も気が気ではない。大ごとにならないよう祈っていますが、ライバル局がしきりに取り上げていますからね。時が過ぎるのを待つしかありません」(テレビ関係者)

 他方でマスコミ業界では「この程度の質問で目くじら立てる意味がわからない」「あんなの日常茶飯事」という意見が圧倒的。気付けば渡部の不倫問題がかすむ展開に「本質が見えなくなる」と危惧する声も上がっている。