アルピニストの野口健氏(47)が8日、ツイッターで世界最高峰のエベレストの標高に言及した。

 エベレストの標高といえば、8848メートルとされていたが、この数字が広く認知されている。が、あまり知られていないが、1999年に米国調査チームのGPSによる調査結果で8850メートルだったと発表。これが長年議論を呼んでいたのだが、中国とネパールが再測し8日、改めて8848メートルであることを発表。議論に終止符を打つことになったとみられる。

 この報道に野口氏は「よかった!8850Mと指摘する機関もあり。僕にとってはエベレストは8848。それに標高が変わってしまえば車ナンバープレート、どうしようかと思っていた」と安堵の声を上げ、「8848」というナンバープレートを付けた愛車の画像を公開した。

 野口氏は99年にエベレスト登頂に成功。その後、同山の清掃活動に参加するなど強い思い入れがある。