お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品(27)とせいや(28)が3日深夜放送の朝日放送「やすとものいたって真剣です」に出演。無名時代の粗品が同番組のMCで20年以上先輩の「海原やすよ・ともこ」を激怒させた事件を語った。

 事件は2017年、上方漫才大賞の打ち上げでのこと。挨拶をしていたやすよ・ともこを粗品がなぜか怒りの表情で終始ニラみつけていたそうで、後日ともこは「あいつ誰やねん! 誰やあれ!」「なんやあれ、文句あんのか! 文句あったら来たらええねん!!」と激怒。以降〝共演NG〟のような状況が続いたという。

 改めて理由を聞かれた粗品は「誤解です」と切り出し「僕は怒ってはいたのですが、それには2点あって。1点は人生で初めて大会の決勝戦(同大賞新人賞)。僕らは負けたんですけど、すぐに帰りたいのに『勝った人を囲んで話聞かなあかんこの体制なんやねん』って、まず右目がクッと(上がって)。あと、トットさんに負けたんですけど、いたって真剣に言いますけど『トットさんには負けてへんやろ』と思った。それで左目がクッとなって、トットさんの挨拶の時にそんな顔になってて、それが(やすともの挨拶まで)残ってしまった」と釈明した。

 せいやは「やすともさんが怒ってるというのが噂になりすぎて、大阪であった事件なのに、僕らそれ東京で聞きましたからね。寝耳に水でした」と回顧。

 やすよは「誰か(噂を)広げてねん」と笑い飛ばしたが、やすよ・ともこは〝ポスト上沼恵美子〟〝関西の新女帝〟と言われる大物だけに、粗品も肝を冷やしたに違いない。