実業家の堀江貴文氏(48)が3日、ABEMAのNEWSチャンネル「報道リアリティーショー #アベプラ」に出演。お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(48)が、午後7時から都内で行った謝罪会見に言及し、今後についてアドバイスした。

 渡部はコロナ禍の6月、「週刊文春」に多目的トイレを不正利用した複数の女性との乱れた関係を暴露され、活動を自粛していた。会見では「不徳の致すところ」「自己中心的な考え方で本当にバカなことをした」と涙を流して謝罪したが、一部で報じられた番組復帰にについては「収録については自分の口から言えない」と言葉を濁した。

 謝罪せずにテレビ復帰に動いたことで批判を浴び、活動再開はさらに遠くなった格好だ。

 渡部の復帰については、「テレビではなくユーチューバーになったらどうか」と転身を勧める意見もあるが、堀江氏はこれを一蹴する。

「それは無理。本人とお話してわかるけど、宮迫さんと渡部さんは申し訳ないけど芸人としての実力が違いすぎる」

 闇営業騒動で〝追放〟された「雨上がり決死隊」宮迫博之(50)はユーチューバーとして復活したが、渡部は「今までの芸能界の枠組みでないと無理だと思う」と言い切る。

 堀江氏は「宮迫さんはすごい。歌もうまいし芝居も上手いし、お笑いのMCとしての実力も抜けている。話をしていても面白いもんね」と宮迫のすごさを強調。渡部は〝グルメ王〟と呼ばれたが「それは芸能人だから。芸能界だけの話。あの佐々木希さんのダンナの渡部さんが来るからすごい」と冷静に評価。宮迫とは格が違うと強調した。

 渡部については「好感度タレントというより、平均的にいいというタレントとして売ってきた。それがなくなったのだから完全に開き直って、勝新太郎さんみたいになれればすごい」と路線変更を勧めた。