俳優の竹内涼真(27)が30日、都内で行われた主演ミュージカル「セブンティーン・アゲイン」の制作発表に登場した。芸歴7年半の竹内はミュージカル初挑戦となる。

 日米で2009年に公開された、同名の米コメディー映画がミュージカル化される。負け組の35歳男がバスケットボールのスター選手だった17歳の姿に戻り、人生をやり直そうと奮起する物語。

 竹内は今、ボイストレーニングを2時間、ダンスレッスンを1時間半、受けている。この日は、劇中歌「The Greatest Prize」を歌唱。低音で太めの歌声を披露した。

 劇中では女性から黄色い声援を送られるシーンがあるようだが、「キャーキャーのピークは過ぎた。2年くらい前」と苦笑いした。

 17歳のほか35歳も演じる。実年齢より8年先の自分がどうなっているかを聞かれ、「もしかしたら結婚しているかもしれない。子供がいるかもしれない」と予想した。

 所属事務所のホリプロも力が入っているようで、同社の堀義貴社長が登壇。あいさつで新型コロナウイルス禍に触れ、「10か月以上、制作発表をやっていなかった」と明かした。

 なお、男性ダンス&ボーカルグループ「ワトウィン」のメンバーで、同ミュージカルのキャストの一人である福澤希空は、体調不良により制作発表を欠席。PCR検査で陰性だったが、大事を取って出席を見合わせた。

 ミュージカルは来年5月16日~6月6日に東京建物ブリリアホールほか、4都市公演。