米ユタ州南部の砂漠地帯に、こつ然と「モノリス」が現れた! 今月18日、ユタ州の野生生物当局が、ヘリコプターでオオツノヒツジの生態調査を行っていたところ、砂漠に奇妙な金属製物体を発見。周囲の風景とはまるで異質の物体は三角柱で、長さ約3・6メートルという巨大さだけに、専門家からは宇宙人の仕業説が出ている。


 モノリスとは英語で一枚岩の意味だが、日本では名作SF映画「2001年宇宙の旅」に出てくる地球外知的生命体による黒い石版として有名だろう。自然ではあり得ない金属製の人工物だ。

 ユタ州の公安局らが調査し、23日に写真を公開した。

 同局は「さらに調査する必要があるかどうか、判断する。どの惑星から来た者であろうが、連邦政府が管理する公有地に許可なく建造物や芸術作品を設置することは違法だ」とジョークを交えて発表した。

 誰が何の目的で設置したのか? 一部では、前衛芸術家の故ジョン・マクラッケン(2011年死去)を追悼するモニュメント説もあるようだ。

 一方、UFO研究家の竹本良氏はこう語る。
「私は当然、宇宙人説をとろう。かつてNASAがシンクタンクのブルッキングス研究所に地球外知的生命との遭遇について研究委託したことがある。もし、そうなった場合でも『一般大衆には知らせないようにすべし』が解答であった。ただし『月や火星に地球外知的生命によるモノリスが発見された場合は、発表もやむを得ない』が結論だった」

 今回発見されたモノリスは三角柱で、長さ約3・6メートルもの大きさだ。

 竹本氏は「地球人がこのモニュメントを運んで設置するだけでも大変な仕事。ましてや設置された場所は砂漠である。大型のクレーン車や作業スタッフ何十人かは必要となるだろう。果たして何のためにそんな苦労をするのだろうか? そう考えると、やはり、宇宙人がやがて気がつくであろう地球人に対してのメッセージと考えると、スッキリするのではないだろうか」と指摘する。

 コロナ禍にあえぐ地球への、宇宙人からの何等かのメッセージなのかもしれない。