女優・のん(27)と大九明子監督(52)が24日、都内で映画「私をくいとめて」(12月18日公開)の上映イベントに出席した。

 同映画は、脳内の相談役〝A〟に日々悩みを相談しながら、おひとりさまライフを気ままにエンジョイする31歳の会社員みつ子(のん)が年下の営業マンに恋をしてしまう物語。作家・綿矢りさ氏の同名小説が原作だ。

 今月9日には「第33回東京国際映画祭」観客賞を受賞したばかり。MCから改めて受賞の感想を聞かれると、のんは「映画は観客の方がいて出来上がるので、すごくうれしかったです。(受賞を聞いた瞬間)うわ~って感動が押し寄せてきました」と笑顔を見せた。

 この日は映画にちなみ、観客からのお悩みに、のんと大九監督が答える形で進行。「ついいろいろ考えすぎてしまう。どうしたらいいか」というお悩みに、のんは「感情を外に出したらスッキリするのでは。ベッドの上で暴れるとか…」とアドバイスした。MCから「のんさんもベッドの上で暴れる?」と聞かれると「あります、あります!」。また、絵や作曲をすることで「むかつく気持ちとか、モヤモヤを解消させている」という。

 続いて「習慣にしたいことを持続させるには?」との問いには「私も部屋の片づけをやろう、やろうと思ってなかなかできないんですよ~」とした上で、次のように提案した。

「つい昨日、解決法を見つけたんですよ! パズルゲームをやっていたんですが、広告が入る30秒の間にちょっとずつ片づけるようにしたんです。そしたら、30秒間の積み重ねで片付きました。今朝5時までやってました(笑い)」

 意表を突く解決法に、会場は笑いが絶えなかった。