男性7人組グループ「DA PUMP」が19日、グループ初となる無観客でのオンラインライブ「LIVE DA PUMP2020 DA NEW GAME」を開催した。

 単独ライブとしては2月11日のさいたまスーパーアリーナ以来、約9か月ぶり。ほかのアーティスト同様に新型コロナウイルスの影響は避けられずこの間、ライブを開催できなかった。ISSAは「(アリーナツアーを)完走できなかったので、悔しい気持ちはあるんですけど、切り替えてまた新しいニューゲームの始まりなんで、また新しい形態としてここから楽しんでいこうかなと思う」と話した。

 メンバー全員の思いは、とにかくライブをしたい――それをぶつけるかのように、メンバー全員が1曲目のライブ初披露となる「Soldiers~慈しむ者たち~」からフルスロットル。DA PUMP史上最高難易度のダンスというほど複雑な振り付けだが、圧巻のパフォーマンスだ。

 続けて9月に発売、〝ふるふるムーブ〟と名付けたダンスが特徴的な新曲「Fantasista~ファンタジスタ~」や大ヒット曲「U.S.A.」など12曲を披露。無観客だったが、それを感じさせない熱気あふれるライブとなった。

 DA PUMPは残念ながら、今年のNHK紅白歌合戦は3年連続出場とはならなかった。来年の目標を聞かれたU―YEAHは「来年は紅白に出たいです。よろしくお願いします!」と復帰を熱望した。

 ISSAはまだ今年を諦めていないようで「(12月)31日空いていますので、よろしくお願います! Foorinの横とかでもいいので。純烈と一緒でもいいです」、KENZOは「Foorinの横で『パプリカ』の振りと『U.S.A.』の振りを一緒にやります。瑛人さんの『香水』、ダンサーが必要だと思うので、DA PUMP全員で」と仰天プランを提案。それだけ紅白にかける思いは強いということだろう。