元TBSで現フリーアナウンサーの小林麻耶(41)がTBS系情報番組「グッとラック!」を降板、所属事務所との契約を終了した騒動は拡大する一方だ。ユーチューブチャンネル「コバヤシテレビ局」の人気は急上昇し、夫の整体師・國光吟氏(芸名・あきら。)とともに注目度は急激に上がっている。その一方で、麻耶の義理の弟にあたる歌舞伎役者・市川海老蔵(42)はなぜか〝沈黙〟。取材を進めると、両者の関係を心配する声が飛び出した――。

 降板が分かってから1週間がたったが、麻耶と、スピリチュアルに造詣が深いという國光氏への関心は高まる一方だ。18日発売の週刊文春、週刊新潮、女性セブンなどの週刊誌もページを割いて一連の騒動を特集。番組収録現場で突然、麻耶が「こんなの着てらんねえよ!」と低音の男性声で怒鳴ったことがあり、それを國光氏が「別の人間が降りてきたんですよ」と取りなしたことなどを報じた。

 常人の感覚では計り切れない麻耶と國光氏には世間も興味津々だ。「コバヤシテレビ局」の動画の中には、再生回数が200万回に迫るものもある。いいね約3500に対して低評価約1・7万とあまりウケは良くないようだが…。

 この一連の騒動にダンマリなのが、麻耶の妹で2017年に亡くなった小林麻央さん(享年34)の夫・海老蔵だ。「麻央さんが亡くなった後、2人の子供の世話をするべく麻耶はよく海老蔵宅に出入りしていた。海老蔵と麻耶も仲は良かったはずなのですが」(芸能プロ関係者)

 海老蔵は一日に何度もブログを更新するほどのSNSヘビーユーザーで、自身のユーチューブチャンネルも持っている。自ら麻耶の騒動について発信するツール、機会は十分にあるのだが、なぜか沈黙を貫いているのだ。
「麻耶とケンカしたわけではないのですが、夫の國光氏とは疎遠で交流が全くない。何かを感じたのか、海老蔵の方から距離を置いているようにも感じられます。それは麻耶が結婚する時からで、今では麻耶との交流も以前よりはかなり減ったようです」(前同)

 海老蔵からすれば、いくら義理の姉のこととはいえ、自らが口を出すことではないという思いがあるのだろう。それに加えて、親交が全くと言っていいほどない國光氏が関係しているとあっては、なおさらだ。

「麻耶は國光氏に傾倒しており、強く影響を受けている。その夫と海老蔵に交流がない以上、麻耶と以前のように仲良くする機会は減るでしょう」(テレビ局関係者)

 だが、心配されるのが「コバヤシテレビ局」だ。特に今月10日に公開された「#9」の動画では、國光氏が麻央さんを取り上げ、ギョッとっとするような文言を並べて立てて第三者を糾弾。

 例えば「麻央ちゃんの闘病をリークした人間、そしてそれを書いた週刊誌やスポーツ紙の記者は殺人罪も同罪です」「生き永らえた命をあなたたちは奪った。それを認識したうえで生きていってください。まあ、生きていなくてもいいですけどね」「歌舞伎ファンたちもひどい。何がよく見に来れるわよね、だ。何言ってんだ、いい年して。中にはすてきな人もいるんですけど」「麻央ちゃんを苦しめた人たち、死なせた人たち、その人がのうのうと生きているのは許されるべきではありません」…。

 前出のテレビ局関係者はこう指摘する。

「終始憤りを隠せない様子の國光氏は、自分なりの論理があるようです。ただ、内容は相当過激。もし、海老蔵がこれを見れば、困惑するのは想像にかたくありません。最悪、関係が断絶、出入り禁止にしてしまう可能性もある。今後、麻央さんの命日などに國光氏や麻耶は出席できるのでしょうか」

 まだまだひと波乱、ふた波乱ありそうだ。