お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉(49)が11日、TBSラジオ「たまむすび」に出演。街ブラロケ番組の〝裏技〟とコロナ禍の意外な苦労を語った。

 大吉は、2009年から地元・福岡で「華丸・大吉のなんしようと?」というロケ番組にレギュラー出演している。

 同番組では地元の人たちが2人と突然出会って驚く表情が見どころの一つだが、大吉は「僕らはどこに行くか知らないけど、実はスタッフさんがロケハンしている。ディレクターは『あそこにはあの店がある』『あの名所がある』っていうのを知ってて、僕らはその通りついていく」と内幕を暴露。

 ロケハンはしても取材先にはいつ誰が来るかは告げていないため、本番でもリアルな表情が撮れるという。

「どうしてもこの店の人にはいてほしい、という時はウソの番組を言うんです。『特番でアナウンサーが来るのでいついつは待っておいてください』と」(大吉)

 しかし、コロナ禍の影響もあり、ノーアポ的なロケが困難に。最近では「この時間に2人が来る」と取材先に事前に知らせているという。

 ただこれにも問題があるようで、大吉は「なんせ10年間、僕らと会ってワッと驚く県民をお届けしてきたので、取材受ける側が『あれやんなきゃ』ってどっかで思っているらしい。行く店、行く店でメッチャ驚かれる(笑い)。『わー!』『ほんとに来るんですね!』って。本当に申し訳ない。見てられないくらい(笑い)」

 これにはメインパーソナリティーの赤江珠緒も「いたたまれない…」と同調。大吉は「ロケでお世話になる人、これからは普通にやってください!」と懇願していた。