蓮舫氏が発表した無難な立民ポスターは〝大阪のオバチャン〟の影響?

2020年11月11日 06時15分

広報本部長として立民新ポスターを発表した蓮舫氏

 立憲民主党(枝野幸男代表)は10日、次期衆院選に向けた2種類の新ポスターを発表した。

 代表代行の蓮舫広報本部長(52)によると、こだわったのは「立憲民主党は何をする政党か」が一言で有権者に届くメッセージと、枝野氏と「立憲ブルー」という政党色を全面に打ち出したこと。

 そして完成したのは「あなたのための政治。」というキャッチコピー。国民のためにひとくくりにするのではなく、性別や年齢を超えた多様性のある一人ひとりに届くための政治とアピールした。ポスターは枝野氏がマイクを握って演説する姿とメッセージが記された2種類だ。

 この時期に発表したのは次期衆院選を見据えたことに加え、一足先に自民党が、菅義偉首相(71)の新ポスター「国民のために働く。」を発表したからだという。

「国会も始まりましたので、自民党との違いを浮き彫りにする意味を込めてこの時期になりました。ただ、総選挙は1年以内に必ずありますから、常在戦場です。その時々の政治課題、みなさまの関心があれば、(ポスターを)リニューアル、アップデートすることを考えています」(蓮舫氏)

 立民は支持率で自民党に大きく離されている。新ポスターのキャッチコピー「あなたのための」の「あなた」とは誰を指すのかを問われると「すべての国民です。それと、この国で暮らす、国籍を問わず、すべての住人です。自民党支持者、公明党支持者、ほかの政党でも、私たちが届けるあなた方の政治に変わりありません」と蓮舫氏。

 立民といえば、先の大阪都構想の住民投票の際、大阪府連が製作したチラシが、ヒョウ柄のズボンをはいた金髪の中年女性が寝転がり、せんべいを食べながらテレビを見るイラストだったことで、「大阪のオバチャンをバカにするな」などと物議をかもしたばかり。都構想は立民の思惑通り否決され、ことなきを得たが、それだけに国政のポスターは無難なものになった?