ヘンリー王子の花輪寄贈申し出を英王室が拒否 戦没者追悼式典巡り亀裂が表面化

2020年11月09日 17時39分

ヘンリー王子とメーガン妃夫妻。英王室との溝は深まるばかりだ(ロイター)

 11月11日の第1次世界大戦の休戦記念日に先立ち、ロンドンで8日に行われた戦没者追悼式典に花輪を供えることを申し出たヘンリー王子の要望を、英王室が拒否していたことが分かった。

 英紙サンデー・タイムズは「王室と王子の深まる亀裂を示す新たなサインだ」と伝えた。

 恒例の式典にはエリザベス女王を始め、チャールズ皇太子、カミラ夫人、ウィリアム王子、キャサリン妃ら王族が出席。ロンドンの戦没者記念碑に、慣例となっているポピーの花輪を献じた。昨年まではヘンリー王子も出席していた。

 同紙によると、コロナ禍により式典に合わせた帰国はできないとする米国在住のヘンリー王子は、自らが記念碑に献花する代わりに、花輪を寄贈することをバッキンガム宮殿側に申し出た。

 ところが宮殿側は、王子とメーガン妃が今年3月末で王室を離脱したことで「すでに王族を代表していない」と判断し、要望を拒否したと同紙は報じている。

 これについて王室側もヘンリー王子側も正式な声明は出していない。