マイケル・J・フォックス パーキンソン病による記憶力低下を告白「ここ2年で酷くなった」

2020年11月06日 16時27分

マイケル・J・フォックス(ロイター)

 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズなどで知られるカナダ出身の俳優マイケル・J・フォックス(59)がパーキンソン病と診断されてから約30年。かつては「10年で寝たきりになる」とされた難病と闘いながら、現在も活動を続ける近況を米芸能誌「ピープル」に語った。

 パーキンソン病は脳の異常により、体の動きに障害があらわれる難病で、高齢者に多くみられる。だがマイケルは1991年、30歳の若さでパーキンソンと診断された。

 早期治療の甲斐もあり、仕事を続けることができてきたが、ここにきて同病の症状の一つ、記憶力低下によりセリフを覚えることが困難になっているという。

「これまでずっとセリフを覚えることや記憶することが得意だった」とマイケル。「でも、直近の仕事2本は重要なセリフが多い役で、どちらもとても大変だった」とし「その傾向はここ2年で酷くなった」と明かした。

 そんなマイケルだが、常に楽観的だ。「僕には信じられないほど恵まれたものがある。人生は色濃く、いいものだよ」と同誌に語った。

 それでも病気が進行していることは事実で、最近は演技ではなく、今月17日に出版される自伝本「ノー・タイム・ライク・ザ・フューチャー」の執筆活動に集中した。

 1985年の「バック・トゥ・――」シリーズ1作目の中で〝時代がまだ早い〟名曲「ジョニー・B・グッド」をド派手に演奏し、ギターの腕前を披露したマイケルだったが、「ギターはうまくない。絵を描くのも、もうダメ。ダンスは元から下手だし、演技もきつくなってきた」と告白。

「だから今は執筆活動。幸いなことに書くことが楽しい」と前向きだ。

 88年に結婚した米女優トレイシー・ポラン(60)とは4人の子供に恵まれ、「家族と一緒で幸せだ」と締めくくった。

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