元サッカー女子日本代表として世界一に輝いた実績を持ちながら、不思議キャラでブレークしたタレントの丸山桂里奈(37)。9月に元サッカー日本代表ゴールキーパー・本並健治氏(56)と結婚して公私ともに順調だが、それを支えているのがなんと“常識人”ぶりというから驚きだ。厳しい意見にも耳を傾けて反省する姿に、夫・本並氏も感心しているという。

 丸山は4日、都内で初開催された「ベストマスクニストアワード2020」に出席。コロナ禍での新しい生活様式が求められる時代に合わせ、ファッションアイテムとしてマスクを活用している著名人を表彰する同アワードで、「スポーツ部門」を受賞した。

 9月に本並氏と結婚。夫婦のマスク事情を聞かれると「お揃いのマスクをしています。どっちかがマスクを買いに行ったら、同じものを買ってくるので、いつもお揃いになる」と明かした。

 本並氏に似合うマスクの色を聞かれると「人間というより(顔が)彫刻というか、彫ったものに似ているので、木彫りのマスクがいいかな。色は茶色かな。探してるけどなかなかない。ないですか?」と相変わらずの“丸山節”で報道陣を苦笑いさせた。

 すっかり不思議キャラが定着しているが、その裏では“常識人”ぶりを発揮していると
いう。

「コロナ禍で、家で高齢の両親と一緒にいる時も万が一に備えて、マスク着用を徹底している。自粛中も本並さんと仲良く買い物をしたいところを、密を避けるため1人ずつ買い物に出かけていた。大勢で買い物に来たり、マスクをしない人に憤りを爆発させていたとか」(テレビ局関係者)

 体育会系出身ということもあり、礼儀に非常に厳しく、年上夫のあいさつの仕方にも口うるさく指導しているという。

「タレントに転身した際、芸能界の常識にも苦労した。キャラがキャラだけに共演者から厳しい意見を言われることも多いですが、注意されたことをしっかりと反省する。本並さんはそんな姿を見て、尊敬の念を抱いているようですね」(前同)

 普段はぶっ飛んだ発言をしているが、サッカーをはじめスポーツに関しては自身の経験を踏まえ、的確なコメントをしている。

 最近、ブレーク中の“タメ口タレント”フワちゃん(26)も「非常識ぶりもしっかり計算している」(前同)との声も。確かにテキトーでブレークできるほど、芸能界は甘くないかも。