ダチョウ倶楽部の寺門ジモンが監督を務めた映画「フード・ラック! 食運」(20日公開)の舞台あいさつが4日、都内で行われ、ダブル主演したEXILE NAOTO、土屋太鳳と寺門が登壇した。この映画は、芸能界屈指の食通として知られ、焼き肉の達人である寺門が「本当の焼き肉映画を描きたい」と企画したもの。焼き肉を通じて親子の愛と人生を描いたという。

 寺門の監督ぶりについてNAOTOは「あんまり演技指導みたいなことはなかったんですけど、肉の焼き方指導の方が厳しくやられた」と振り返った。

 食に関することがテーマだけに、撮影中はかなりの量を食べたとか。NAOTOが「相当食べた。薄いお肉は、2時間くらいの撮影で10枚くらい」と言うと、土屋は「私はもっと。13~14枚は食べた」と明かした。

 ただ、これに対し寺門は「ちょっといいですか? 撮影以外に、間にいっぱい食べてます。この2人は」と暴露。「全部こっちで払わなきゃいけないんですよ。いくらおいしいお肉でも食べ過ぎです!」

 当初の予算よりオーバーしたようだが、土屋は「本当に優しいんですよ。いいお肉は体に優しい」と、意に介していなかった。

 寺門は以前から“食通”と言われていた。お笑い関係者は「“グルメ芸人”といえば、『アンジャッシュ』渡部建の代名詞だったが、ジモンさんは渡部の“食の師匠”と言える存在として知られる。失礼ながら、お笑いよりも食にかける情熱の方が上なのは間違いない」と指摘する。

 だが、周知の通り、渡部は“トイレ不倫”により、謹慎に追い込まれた。そのため、今のところ“グルメ芸人”の枠は空いている。

「今回の映画がヒットすれば、ジモンさんが“グルメ芸人”として、渡部さんの後釜に座る可能性もあるのでは」(同)

“グルメ芸人”は、弟子から師匠に引き継がれるかもしれない!?