西川きよしが流した涙の意味 紆余曲折人生に「妻ヘレンの後押し」

2020年11月05日 11時30分

文化功労者に選出された西川きよし(左)と妻の西川ヘレン

 紆余曲折の人生には、やはり妻の支えが――。

 2020年度の文化功労者に選出されたお笑いタレントの西川きよし(74)が4日、都内での顕彰式に出席。式典後の会見では、妻でタレントの西川ヘレン(74)とともに心境を語った。

 漫才師としては初めて文化功労者に選出。吉本興業では創業以来、初めてのことだ。

 きよしは「感謝でいっぱい。これからもしっかりと感謝をして、初心を忘れることなく、謙虚にお笑いの努力をし、頑張っていく」と語った。

 故横山やすしさん(享年51)とは、1966年にお笑いコンビ「横山やすし・西川きよし」でデビュー。

「やすしさんは4回コンビを代え、僕で5回目。失敗したら、吉本新喜劇にも戻れないとも言われた。家内は、仕事を辞めるつもりで後押ししてくれた」と明かした。

 また、ヘレンは式典について「ご立派な方々が賞状をいただく中、主人もお仲間に入れていただいた。思わず涙が落ちました」と言い、ハンカチで目頭を押さえた。

 それを見たきよしは「先日の(選出決定時の)記者会見では、家内の話をして涙が出た。今日は泣くまいと…」と言いながらも、声をつまらせ大きな目をうるませた。

 さらに「家内は、僕の人生の過渡期に、大局的な判断をしてくれる。家内が苦しんでいる時には、僕が。やっとバランスのいい夫婦になれたと思う」としみじみ語った。

 実はヘレンは、あるバラエティー番組で、当時大ブレーク中のきよしの浮気が激しく、愛人宅まで乗り込んだことがあったと半分ネタ交じりに自ら語っている。

 芸能関係者は「今はおしどり夫婦として有名だが、結婚当初は格差婚とも言われていた。きよしさんの人生は紆余曲折あって、そんな中、文化功労者に選出された。妻の支えあってこそでしょう」と話している。

 会見で思わず感涙してしまうのも納得だ。