大阪都構想否決に大阪維新・松井代表は男に二言なし 2023年引退を表明 吉村氏はボー然

2020年11月02日 00時12分

松井代表㊨と吉村氏

 大阪市を廃止し、4特別区を新設する、いわゆる「大阪都構想」の住民投票が1日行われ、反対多数で否決された。投票率は前回を下回る62・35%だった。

 橋下徹元大阪市長(51)が政界引退を決断するに至った前回の都構想から5年。市民は再び「NO」を突き付けた。

 結果を受け、大阪維新の会の松井一郎代表(56)と吉村洋文代表代行(45)が大阪市内のホテルで会見を開いた。

 清々しい表情で会見に臨んだ松井氏は「結果は我々2度目の敗北。公明党に多大なご支援をいただいたが、すべて私の力不足。大阪の皆さんの民意です。しっかり受け止めて、今後も大阪が良くなるように発展に全力を尽くしていきたい」と敗戦の弁を述べた。

 敗因については「力及ばずということ。これだけ大きな戦いを2度挑んで、2度負けた。僕の力不足」と話し、「市長の任期をもって僕の政治生命は終わります。任期満了まで務め、後進に次の世代をしっかり務めてもらいたい」と2023年の任期満了を持って政界引退すると明言した。

 一方、吉村氏は松井氏とは打って変わって、どこかボー然とした表情。

「市民の皆さんに感謝を申し上げたい。僕自身、この都構想が大阪の成長に必要だと思ってきた。結果は大阪市民の皆さんの判断を尊重したい。2トップでやってきた僕の力不足。率直に、政治家として受け止めたい。僕自身が都構想に挑むことはない。今後は、任期満了前にどうするか判断したい」と語った。