「なぜここでUターンしたのか?」事故現場で上がる伊藤健太郎容疑者への疑問の声

2020年10月29日 19時14分

伊藤健太郎容疑者が事故を起こした周辺

〝ひき逃げ事故〟を起こした伊藤健太郎容疑者(23)の自宅マンション前は、ひっそりと静まり返っていた。

 都内の一等地にあるコンシェルジュ付きタワーマンションで周辺はほとんどがオフィスビル。それだけに伊藤容疑者が住んでいたことはほとんど知られていなかったようで、同じマンションに住む高齢女性と孫の中学生は「えっ!? 伊藤健太郎が住んでたの?」と驚きを隠せない様子だった。

 一方、事故現場は伊藤容疑者の事故が報道されてから報道陣がひっきりなしに検証に訪れ、夕方のニュースでは各社が中継して事故を解説した。

 現場を見に来ていた交通事故鑑定ラプターの中島博史氏は「この現場でのUターンは交差点内でない限り法的に問題ないが、交通量が多いので普通、あまりここでUターンしようと考える人はいないのではないか」と解説。その上で「伊藤容疑者が直進してきた方向からは交差点での右折が禁止されている。対向車のバイクは、まさか中央線をはみ出してくる車がいるとは考えておらず、不意を突かれた可能性がある」と分析した。

 事故現場付近は中央分離帯こそないものの、中央線の部分が5センチほど盛り上がってちょっとした障害物になっているだけに、現場に集まった人たちからは「なぜここでUターンしたのか?」と不思議がる声が多数あがった。