迷惑系ユーチューバーの〝へずまりゅう〟こと原田将大容疑者(29)の格闘技転向は本気だった。12月19日に東京・新木場1stRINGで開催される異業種格闘技戦「hatashiai」に迷惑ユーチューバーのよりひと(28)と、東京都知事選に出馬したスーパークレイジー君こと西本誠氏(34)の異色マッチが決定。当初マッチメークされていたのが、原田容疑者だったというのだ。

 窃盗や威力業務妨害などで逮捕、送検された原田容疑者は先週、保釈され、「一日でも早く社会貢献したい」とツイッターに投稿。迷惑系ユーチューバーを脱し、大学時代まで熱中したレスリングを生かした格闘技界にファイターとしての転身説が浮上していた。

「hatashiai」側がみそぎの場として、出場オファーしたところ、原田容疑者は前向きだったという。ところが、カード発表寸前のところで、原田容疑者の周辺から出場は時期尚早との判断が下り、見送りとなったという。

「hatashiai」を主催するライフサポートの古賀真人代表取締役は「カードが白紙となって頭を抱えていたところ、へずま側から、よりひとを代わりに出場させたいとの話になりました」と説明する。
 
 原田容疑者は迷惑系ユーチューバーとして、悪名をとどろかせたが、親友でもあるよりひとも炎上騒動に事欠かない。
 
 9月には俳優の伊勢谷友介被告の保釈時に「メントスコーラお願いします」と乱入。警察官に連行され、その後、活動休止を発表したが、1日で復帰していた。

 古賀氏は「(よりひとは)方向性を変えたがっている」と原田容疑者同様、みそぎの意味合いがあるとして、「門出応援バトル」と銘打ったが、迷惑系ユーチューバーが大暴れした2020年を象徴する〝迷惑マッチ〟ともいえそうだ。