「600万円強盗被害」に遭った人気セクシー女優の里美ゆりあ(35)が27日、自身のユーチューブチャンネルを更新。〝タワマン強盗事件〟の一部始終を明かした。

 事件が起きたのは26日午前10時半ごろ、東京・目黒のタワーマンションだった。インターホンが押され、里美が出ると宅配業者の制服を着た男が。部屋まで通すと、私服を着たもう一人の男も現れ、2人して部屋に押し入ってきたという。

 2人組の男たちは「1億円脱税しているでしょう? そういう話で来てる。回収するから」と話し、宅配業者の制服の男が物色し、もう一人が里美の監視役になった。

 冒頭、里美は取材の多さにびっくりしたしたという。インタビュアーの「防げなかったのか」の質問には「ドアのチェーンが短かかった。インターホンに写ったのは宅配業者姿の男性1人だったから、安心してドアを開けて待っていた」という。ところが2人が押し入り金銭を要求。「昔の脱税の話を信じて、お金があると思ったんでしょうね」と話し、もみ合った際にできた腕と脚のアザを見せた。男らの様子から命の危険は感じなかったが、抵抗すると「殴られたり、拉致られたりするかもしれない」と恐怖の瞬間を打ち明けた。

 押し入った2人組は逮捕されたが「運転手、主犯の指示役がいるはず。主犯が捕まらないと安心できない」と語った。

 インタビュアーは「主犯は里美さんの部屋を知っていた。顔見知りではないか?」と追及。交友範囲が広い里美は「そうかもしれない。もう、ホームパーティーはできませんね」と悲しい表情で返した。

 今回の事件について「なんて日だ!」と、ジョーク交じりに振り返った里美。犯人像を聞かれると「未成年だし、警察にも止められている」とした。それでもインタビュアーが食い下がると「〇〇とか〇〇にいそうな、〇〇とか〇〇で飲んでいそうな少年。これで、なんとなく伝わったんじゃないかな。ごめんなさいね、そういう地名の人たちをバカにしているわけではないんです」とコメントした(編集判断で伏字)。

 大金を失った里美は「盗られてどうしようかな、売れるものを売ろうかな。コロナで仕事も激減ている中で、結構痛いですよ正直。昨日の今日で犯人が捕まったのでホッとしていますよ」と吐露した。

 警察の事情聴取は12時間に及んだ。「国税もそうだけど、7時間とか当たり前。でも、もうヘトヘト」とのこと。「お金を持っているイメージがあるのかな。何で私なの。何か悪いことしたかな~」としょんぼり。

 今回の事件を振り返り「年配の人たちだけ狙われるわけではないっていうのが私で証明できた。タワーマンションでも宅配業者を装って簡単に入ってこれる。ドアチェーンをかけたまま対応するとか…。今回は宅配強盗だったけど、狙おうとすればいくらでもできるじゃないですか。ホント、怖い世の中ですよねとか言いようがない。真剣に身を守る方法を考えるべき」と防犯意識を高めるべきと強調した。