藤井2冠が順位戦で〝強敵〟村山七段に快勝 B級2組で単独トップに

2020年10月22日 00時02分

藤井聡太2冠

 将棋の順位戦B級2組6回戦の藤井聡太2冠(18)と村山慈明七段(36)の対局が21日、大阪の関西将棋会館で行われ、97手で藤井2冠が勝利した。

 将棋は後手番の村山七段が横歩取りに誘導。藤井2冠が比較的苦手ともいわれる戦型だが、堂々とこれに応じた。ジリジリした中盤が続き、午前0時を回る展開とも思われたが、終盤に藤井2冠の鋭い攻めが決まり、昨年の対局で苦杯を喫した強敵に快勝した。これで順位戦5連勝。単独トップになり、昇級に向けて最高の形で前半を終えた。

 この勝利に藤井2冠は「いい形で前半戦を終えることができた。これからも一局一局いい将棋を指したい」と淡々と語った。

 藤井2冠は直近の対局で3連敗。特に10月5日の豊島将之竜王戦では衝撃的な逆転負けを喫しており、その影響も懸念されていたが、今回は最後まで正確無比の手堅い指し手で快勝した。