テクノブームをけん引した伝説の音楽ユニット「YMO」のドラマーで、8月に脳腫瘍の摘出手術を受け、入院・治療に専念していた高橋幸宏(68)が20日、ツイッターを更新。治療の終了を報告した。

 高橋は「今日、一応予定していた治療全行程が、終了しました」と明かすと「明日以降検査は残っていますが、先ずは皆さんの心からの応援、祈りに。病院の全ての先生方、看護師の皆さんはじめ、全ての医療従事者の皆さんに心から感謝します」と、支えてくれた人々に礼を述べた。

 そのうえで「今後も、また新たな治療も乗り越えて、新幸宏になって戻ると決意しました」と、生まれ変わった気持ちで頑張ることを伝えた。

 特に中咽頭がんを克服したがんサバイバーの〝教授〟こと坂本龍一(68)からは、毎日のように励ましのメッセージが届いた。

 高橋は「ここまで来られたのは、本当に皆さんの祈りが力になった事は間違いないです。勿論、音楽!に限らず近しい全ての仲間の応援に感謝します。もちろん家人、親族、家族に。教授、毎日、毎日NYからありがとう,,,」と、固い絆で結ばれた仲間に謝意を表した。