檀れい コロナ禍で2年ぶり座長公演「演じていなければ生きている実感を感じない」

2020年10月19日 17時42分

左から中村橋之助、檀れい

 女優・檀れい(49)、歌舞伎俳優・中村橋之助(24)が19日、東京・明治座で上演中の舞台「恋、燃ゆる。~秋元松代作『おさんの恋』より~」(11月15日まで)の初日舞台合同取材会に出席した。

 原作は、近松門左衛門作の浄瑠璃「大経師昔暦」。劇作家・秋元松代氏のTVドラマシナリオ「おさんの恋」を、演出家・石丸さち子氏が上演台本を手がけ、舞台化した。

 主人公・おさん役を演じた檀は、明治座での舞台「仮縫」(2018年)以来、座長を務めた。 初日を振り返り、檀は「ホっとしている。キャストスタッフ一丸となり高い集中力を持って幕が開けたと思う」と語った。

 コロナ禍での上演となった。「不安になっていた。できるかどうか、どうなるんだろうって。皆でお稽古しているのが楽しくて幸せで、けっこう毎日遅くまでお稽古していた。役者は演じることが大好きで、演じていなければ、自分が生きている実感を感じないというか…。今回そういうことを感じた」と感慨深げに語った。

 また、役柄に共感できる部分について問われると「時代のことを考えると、女性としてはとても強い女性だなと思う。意志を持って自分の道を選び取っていく姿は強いなあと思う」としみじみ。

 檀の相手役の茂兵衛を演じた中村は「僕自身、スポーツでも何でも、好きになったらそれが見えなくなるくらい好きになる。(茂兵衛が)おさんに真っすぐという思いは、少し似ているかな。でも茂兵衛ほど、すべてを捨ててしまうほど僕は強くない(笑い)」と語った。

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