女優・唐田えりか(23)の動向が目立ってきた。今年1月中旬に起きた俳優・東出昌大(32)との不倫騒動により表舞台から姿を消していたが、10月に入ってから様々な媒体で再スタートする姿が報じられている。すでに東出は復帰しているだけに、唐田も続きたいところ。そのカギを握っているのが敏腕マネジャーと沢尻エリカだという。どういうことなのか――。


 今年1月の〝文春砲〟で明らかになった東出との不倫騒動。東出は7月に女優・杏(34)との離婚が成立し、妻の温情や俳優仲間の激励などもあったことで、少しずつ活動を再開させている。

 一方の唐田は「行方不明」と伝えられるほど窮地に。しかし、10月に入ってから「女性セブン」が、黒髪ショートヘアになり所属事務所で電話番など事務仕事に励んでいる唐田の近況を報じた。さらに、16日発売の写真誌「フライデー」も唐田を直撃した様子を掲載。復帰へ向けて少しずつ進んでいることは間違いないようだ。

 本紙が報じたように、事務所は女優生命の危機にひんしている唐田を見捨ててはおらず、ネット配信ドラマなどでの復帰がささやかれている。

「騒動発覚後、唐田は出演中のドラマを降板し、その後は芸能活動をせず事実上、謹慎状態です。でも、東出は復帰して新たな仕事も決まりだしている。これには事務所の先輩女優やスタッフも複雑な思いを抱いている。罪を犯したわけではないだけに『もう一度女優として…』と模索している」(ドラマ関係者)

 そんな唐田の今後のカギを握るのは、敏腕マネジャーの存在だ。

「事務所の上層部の中には唐田を手放すことを検討する声もあったようですが、唐田をスカウトした敏腕マネジャーが『なんとか復帰させたい!』と直訴。というのも、この事務所はスカウト活動はほとんどしないため、唐田への思い入れは強いんです。その熱意を受けて〝マネジャー預かり〟という形で、年齢の近い女性マネジャーにフォローさせながら、復帰の道を探っているとか」(前同)

 唐田を発掘したマネジャーは、戸田恵梨香や有村架純らを育てた人物でもあり、業界でも名の知れた存在。唐田の女優としての才能を高く買っており、着実に成長を遂げていただけに、将来を誰よりも楽しみにしていたという。

 水面下で様々な復帰プランが検討されているという唐田。その中には〝禁じ手〟も選択肢の一つというから驚きだ。

「かつての沢尻エリカのような〝脱ぎ〟作品での復帰です。舞台あいさつでの『別に…』発言で仕事がなくなり、その後に所属事務所を契約解除された沢尻は、3年間の休業を経て主演映画『ヘルタースケルター』で女優復帰。体当たりの濡れ場シーンが話題となり、大ヒットした。不倫騒動があった唐田は、今後も清純派でいくことは難しいので、大胆なイメージチェンジが必要。映画界で、オファーを検討しているところもある」(芸能プロ関係者)

〝エリカ〟〝えりか〟と同じ名前を持つ2人。どちらにしろ、女優として復帰できるかは、自身を発掘してくれたマネジャーの手腕一つのようだ。