コメディアンのぜんじろう(52)が13日、ツイッターを更新。候補者の任命拒否に端を発し、いまだ着地点の見えない日本学術会議をめぐる問題に関し、政府の姿勢を真っ向から批判した。

 ぜんじろうは『「〝行政改革〟で見直し 日本学術会議にメス」予算が見えてこない?」と切り出すと「政府はここぞと税金を理由にしてきてますが、電通パソナの中抜き、河井夫妻贈賄の件はどうなるんでしょうね?」と厳しく指摘。

「日本学術会議にメスより、その勢いとスピードで〝自民党の内部にもメス〟をお入れくださいませ(笑)」と政府に呼び掛けた。

 実態不明の怪しい一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」が、経産省から769億円で受託した持続化給付金事業は、電通、パソナなど巨大企業の子会社に丸投げの再委託が繰り返され、百数十億が大胆に〝中抜き〟された。

 また、公選法違反に問われている河井夫妻の選挙買収問題は、自民党から1億5000万円もの巨額資金が提供されている。この金は政党交付金。当たり前だが、前者、後者とも原資は血税だ。日本学術会議の予算は10億5000万円で、半分以上は内閣府の職員の給与。会員は日当2万円(非常勤)ほどだという。