歌手の小柳ルミ子(68)が13日、亡くなった作曲家の筒美京平さん(享年80)との思い出をブログで語った。

 筒美さんの死去の報道に「又お一人昭和の時代の偉大な 偉大な とてつもなく偉大な日本の宝であるヒットメーカーが亡くなられ ショックで ショックで 信じたくない まだ現実を受け入れられずにいます」と悲しみをあらわ。

 小柳によると、28歳の頃に筒美さんに新曲を依頼。出来上がった曲の譜面を見て「えーっ! 難しい曲!!!」と驚いたという。

 すると筒美さんは「ルミ子ちゃんは 曲を食べちゃうの!曲が ルミ子ちゃんに負けちゃうからルミ子ちゃんがヒーヒー四苦八苦する程難しい曲を敢えて書いたんだ!」と教えてくれたとか。

 そうして出来た曲「来夢来人(ライムライト)」を「超 難しい曲だけど大好きな歌です」と語り、「今も ステージで歌っています 私の宝物です 先生 これからも大切に歌って参ります」と感謝の気持ちを記した。

 また小柳は「先生はとても勉強家でいらっしゃいました 『ポップ歌謡』と評された様に 洋楽を それはそれは沢山お聴きになり 努力なさる方でした」と尊敬の念を記し「先生に楽曲を提供して頂き 共に 昭和の歌謡界全盛時代を歩ませて頂けた事は私の生涯の 宝です 筒美先生 本当に有難うございました 御冥福を心よりお祈り致します」とつづっている。