籠池氏「大阪維新は成功例ない!間違っても謝罪ない!」バッサリ切り捨て

2020年10月09日 11時30分

裁判終了後、立花孝志氏(左)と話をする籠池泰典氏

“籠池節”は健在だった! 学校法人森友学園の小学校建設をめぐる補助金不正事件で、懲役5年の判決を受け控訴中の籠池泰典前理事長(67)が、学園の代理人弁護士を務めていた酒井康生氏に対し、3000万円の損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が8日、大阪地裁(中川博文裁判長)で開かれた。

 この日は双方の代理人弁護士と原告の籠池氏が出廷。前回に続き、森友問題を発覚当初から追跡してきた「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(53)が傍聴席から見守った。

 閉廷後、立花氏と会見に臨んだ籠池氏は「クライアントである森友学園への背任。彼を信頼していたが、大きなしっぺ返しになった。私自身も事件の全容は知らない。彼の懐の中で動かしていた。それをすべて出してほしい。保身のためにクライアントを切り捨てることが私の事件で明らかになった。弁護士倫理を追及する、いいきっかけになる」と訴えた。

 籠池氏は2017年7月、大阪維新の会が与党の大阪府議会に参考人招致され「酒井さんに聞いてくれ」と話したが、議会は酒井氏を呼ばなかった。国会に証人喚問された際には「(維新の)松井一郎府知事(当時)にハシゴを外された」と話していた。

 維新とは浅からぬ因縁があるが、その維新が推進する大阪都構想の住民投票が11月1日に行われる。都構想をめぐっては、反対派から「宇宙人」「侵略者」といったフレーズが飛び出し、吉村洋文府知事が「僕は宇宙人でも侵略者でもない」とツイートするなどカオスな状態になっている。

 籠池氏は「維新はよく『スピード感を持って』と言うけど、成功例なんてないし、間違っていても謝らない。耳ざわりのいいことを言ってるけど、市民にとっては生きにくい時代が現出するんじゃないか。後から戻したいと思っても戻せないし、維新や公明がいいとかの問題じゃなくて、『大阪市がなくなるのはどうですか』ということを市民が右も左もなく判断するべき」と語った。