佐野四郎、みやぞん、城島茂…トレエン斎藤だけではない収録中の事故 なぜ起きる?

2020年10月08日 22時57分

左から斎藤、佐野、みやぞん

 お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司(41)が8日、背骨を圧迫骨折するなど全治3か月の大ケガを負ったことが分かった。

 同日午後2時すぎ、群馬県みなかみ町で行われたフジテレビ系「でんじろうのTHE実験」で、斎藤の尻の下にエアバッグを敷いて爆発させ、体が宙に浮くかどうかを実験。事前のリハーサルでは問題なかったものの、本番では1メートル以上浮き上がり、斎藤は着地に失敗し腰を強打。県内の病院で検査したところ、背骨の圧迫骨折、右手首ねんざと診断された。日常生活への支障はないという。

 ここ数年、番組収録中の事故が相次いでいる。昨年11月には俳優の佐野四郎が日本テレビ系「ガキの使いやあらへんで!!」の年末ロケ中に、第三腰椎を骨折。「液体窒素を入れたペットボトルが破裂する力で空中に数センチ浮く」という企画に挑戦したあと、腰に痛みを訴えた。佐野は「私の負傷で笑えない状況にならないよう放送されることを、心より願っております」とのコメントを発表したが、オンエアではカットされた。

 同局の人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」でも負傷者が続出した。昨年5月に「ANZEN漫才」のみやぞんがインドのロケ中に左足首を骨折。木の板を踏んでジャンプし、火の輪をくぐる挑戦をした際、着地で左足首をひねった。帰国後、病院で左足首の左距骨(きょこつ)の関節面から7ミリ程度の骨がかけており、骨折と診断された。

 翌6月にも同番組で「フォーリンラブ」のバービーがアキレス腱断裂で全治3か月の重傷を負った。宮城県内で行った「女芸人一芸合宿」のロケで、華麗にステップを踏んだ際、左足を傷め、都内の病院で手術を受けた。

 7月にはTBS系「炎の体育会TV」収録中に、宮川大輔が腰を打ち、全治2週間の打撲と診断され、企画が中止に。宮川はボードに乗って坂を滑ってジャンプするという企画のリハーサルで、ウレタンマットに着地した際、バランスを崩してその下にあった台の角に腰を打ちつけたという。

 同年9月にはお笑いトリオ「ネルソンズ」の青山フォール勝ちがTBS系「笑いが無理なら体張れ」で右肩を負傷。ローションを塗ったターンテーブルでジャンプして上からつるされた賞金をキャッチする企画で、着地した際に腕をひねり、右肩関節脱臼、右肩甲骨関節窩骨折で全治8週間と診断された。

 ケガが多いのは芸人だけではない。前出佐野に加え、2018年12月には「TOKIO」の城島茂がバラエティー番組のロケで、はしごに登ってポーズを取るパフォーマンスの練習中、バランスを崩してはしごの段に背中を痛打。腰椎横突起にヒビが入るケガを負った。城島は「まさか、はしごのパフォーマンスで病院をはしごすることになるとは」などとボケていたが…。

 テレビ関係者は「リハーサルで大丈夫でも、本番でアクシデントが起きることは多々ある。制作サイドはより良い映像を求めるし、演者さんはリハとは別人のように気合が入る。事故防止は常に意識していますが、100%防ぐことはなかなか難しいですね」と話す。

 命あっての商売であることを忘れてはならない。