小沢一郎氏 菅政権を猛批判「パンケーキで国民なんて簡単に騙せると思っている」

2020年10月07日 12時11分

小沢一郎氏

 小沢一郎衆院議員(78)が7日までに、ツイッターを更新。日本学術会議の任命拒否問題で明らかになった菅総理の政治姿勢を舌鋒鋭く批判した。

 菅総理はこれまで形式的な任命だった前例を見直し、同会議が推薦した新会員候補6人の任命を見送った。これが学問に対する不当な政治介入にあたるとして、野党が反発している。6人はいずれも批判的思考が重んじられる社会科学系の学者で、共謀罪、特定秘密保護法、安全保障関連法に反対の立場を取っている。

 小沢氏は6日、「説明しない、説明できない政治。国民には説明する必要なんてないと。民は由らしむべし知らしむべからず。正に戦前の思想。民主主義の真逆。パンケーキで国民なんて簡単に騙せると思っている。国民は学問の自由にも思想・言論の自由にも関心はないと思われている」と、一向に任命拒否の理由を説明しない菅総理に〝独裁〟のにおいをかぎとり、バッサリと切り捨てた。

 さらには「排除の論理。こんな人たちに負ける訳にはいかないんですと、国民の分断を図った前総理と同じ。批判者は見せしめのため徹底的に潰す」と指摘。

「それで官僚もメディアも忖度集団に成り下がった。次の標的は学者。こういう雰囲気は最終的には民間にも広がる。政権を批判できない最悪の社会になる」と続けた。

 7日には「今こんな国になりつつあるのは戦争経験者がいなくなりつつあるということもあるだろう。戦前の言論弾圧を知らない。同調圧力が働き、政府批判をしようものなら家に石を投げ込まれた。そういう恐怖を国民の多くは知らない。国民も不断の努力をしないと簡単にそういう国に戻る」と警告。〝国民の生活が第一〟の立場から、〝一強〟菅政権の恐ろしさを説いた。

  また、小説家・平野啓一郎氏(45)の「法律を守ることと、前例を踏襲することとの違いさえわからない人が首相だというのは、どう考えても危機的だろう」とのつぶやきをリツイートしている。