「007」「バットマン」も公開延期で…全米2位劇場チェーンが一時閉館

2020年10月06日 15時37分

 英俳優ロバート・パティンソンの主演で期待が高まっていた新作「ザ・バットマン」は来年10月に公開予定だったが、コロナ禍の影響で製作が遅れ、2022年3月に延期となった。ワーナー・ブラザースが5日発表した。

 本来は来年6月の封切り予定だったが、先月公開日が変更されたばかりだった。

 同社は「ザ・バットマン」の他にも、今年リリースが予定されていたSF映画「DUNE/デューン 砂の惑星」も来年10月に変更。日本初上映から20年の昨年、新作発表で話題になった「マトリックス」第4作の公開については22年4月から来年12月に前倒しするとしている。

 また、ファン待望の007シリーズ最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」も結局、年内公開は不可能となり、来年4月2日に世界同時公開することが発表されたばかり。

 一方、コロナ禍の終息の兆しが見えない中、ハリウッドが再始動したものの、ほとんどの作品は未完成。そんな状況下、米国2位の映画館チェーン「リーガル・シネマズ」が再び一時閉館することを決めた。

 理由は上映する新作が無いことだ。

 同チェーンは全米と英国で計663館を運営。パンデミックによるロックダウン(都市閉鎖)で一時閉鎖を余儀なくされたが、都市によりここ数か月は営業を再開していた。

 だが、映画会社の公開延期が相次ぎ、ついに〝商品〟が無くなってしまったというわけだ。

「リーガル・シネマズ」を運営するシネワールドによると、米国4万人、英国5000人の従業員の雇用に影響がでる。今後、他の大手映画館チェーンも同様の対応をするのか注目される。