丸川、蓮舫、山尾、ゆづか姫…4政党〝美女広報バトル〟の行方

2020年10月06日 11時00分

左上から時計回りで丸川、蓮舫、ゆづか姫、山尾

 永田町は女性トップによる“PR大戦争”時代に突入した。菅義偉内閣の誕生、立憲民主党&国民民主党の解党・合流新党結成から約3週間がたち、各党の新体制の顔ぶれが出揃った。注目は「党の顔」となって、PRを担当する広報セクション。自民党、立民、国民、NHKから国民を守る党と、国政政党9党中の4党が女性責任者で、しかも何かと話題を集める4人が並ぶ形となった。

 いまだ男社会の永田町にあって、目を引いたのが党の心臓部にもなる広報セクションの人事だ。発信力がズバ抜けている女性4人が、まさに広告塔としてこぞって起用された。

 自民党の広報本部長に丸川珠代参院議員(49)、立民の広報本部長に蓮舫参院議員(52)、国民の広報局長兼シンクタンク戦略局長に山尾志桜里衆院議員(46)、N国党の広報室長に“ゆづか姫”こと新藤加菜氏(27)が就任した。

 丸川氏は東大卒の元テレ朝アナウンサーで、参院当選3回で、環境相、五輪相を歴任し、広報本部長就任は初となる。

「広報本部長は党4役(幹事長、総務会長、政調会長、選対委員長)に次ぐ重要ポストです。丸川氏はマスコミ経験者ですから、キャッチャー視点でモノを言える。菅首相も二階幹事長も期待している」(党関係者)

 プライベートでは、夫の自民党・大塚拓衆院議員(47)と、長男の3人家族で母親業もこなしている。

「子育てに忙しく、以前は都知事選の出馬も断ったとされるが、一息ついたら、次のポストに欲が出てくるのが永田町。広報本部長で成果を上げれば、今度は重要閣僚の有力候補となるでしょう」(前同)

 立民の蓮舫氏は新党に衣替えしただけでなく、プライベートでも大きく環境が変わった。8月に早大客員准教授の村田信之氏(54)と離婚し、バツイチに。さらに、今月にはインスタグラムのアカウントが乗っ取られ、作り直しを余儀なくされ、過去の投稿も消えてしまった。

 そんな中で新・立民では代表代行、広報本部長に就任。ツイッターを中心に与党への舌鋒は相変わらず鋭い。立民は150人を超える規模の野党第1党となり、ポスト枝野を巡って水面下での争いも始まっている。

 民進党時代に二重国籍問題で代表を辞任した苦い過去があるだけに巻き返しに向け、存在感をアピールしてきそうだ。

 国民は15人の小世帯となったが、ヤル気満々なのが山尾氏だ。次期衆院選では地盤の愛知7区から比例東京ブロック単独1位での出馬が決まり、SNSやポスターで、別人のような写真にリニューアルした“ニュー・山尾”で世間を驚かせたのは本紙既報どおりだ。

 同僚議員は「離婚や選挙区問題などから解放されたのか、とにかく生き生きとしている。発信力も高いから、玉木雄一郎代表も食われてしまうのでは」と苦笑い。

 蓮舫氏とは過去に因縁もあるだけに、野党共闘よりも立民VS国民のつばぜり合いも見ものとなってくる。

 この3人に割って入り、飛び切り若くて才色兼備を誇るのが、N国党の新藤氏だ。

 7月の北区都議補選に“アベノマスクブラポスター”で衝撃デビューを果たした超新星。選挙後は早大法学部卒の学歴と、10年を超える動画配信者としてのキャリアを生かし“美人広報官”として会見の司会進行をこなし、今月から発足した広報室の室長に就任した。

「N国の認知というフェーズは終えたので、いろいろと誤解されているところを解いていきたい。ファンもアンチもボランティアともみんなと良い関係を築けたら」(新藤氏)

 ユーチューバーでもある立花孝志党首(53)に象徴されるように、党PRの主力コンテンツはユーチューブ。早速、党の議事録を作成し、文字コンテンツの公開や党員サポーター制度の開始など、これまでと異なるアプローチに着手している。

 各党の広報責任者は党のPRだけでなく、1年以内に行われる衆院選でのポスターやキャッチコピー、メディアやネット対応などのかじ取りも任される。党の命運を握っているといっても過言ではなく、女性広告塔同士の熱い論戦も期待したいところだ。