衆議院の丸山穂高議員(36)が5日、ツイッターで日本学術会議の問題に言及。野党の姿勢に疑問を呈した。

 日本学術会議が推薦した新会員候補6人の推薦を菅義偉首相が拒否した問題で野党側は「法律上のルール違反」などと攻勢を強めている。

 しかし、丸山議員は「日本学術会議の件、一部野党はほんとに攻めるつもりなの? 政局のセンスなさすぎ。閉中審査で過去答弁からの変更について政府側に丁寧に説明させるだけで良いレベルだし、あまりやると税金投入組織なのに普段何やってる?とか真に全学者代表になってるの?等怪しい点が更に白日下に晒されていくことに」と追及しすぎると学術会議の存在意義などを問われる可能性もあり〝やぶ蛇〟になりかねない、と見ている。

 さらに「実質一部の内輪でポスト回してるし全学者の代表でも何でもない上に、政治的偏向主張をしてる事もどんどん広まり、逆に法改正や民営化含めた改革論が出て左派系の自爆が加速する論点ダマ。なお、学問系人事ガーとか森友桜ガー以上に、一般国民の理解や関心を得られにくいのではないかと、老婆心ながら」と、この問題がどこまで国民の問題と捉えてもらえるか疑問視している。

「まあ、そういう意味では逆に仕事してるのか?w 彼ら野党側の政権追及の意図とは別に、会議の問題点が炙り出されて改革に繋がることは国民にとって良いこと。ただ、彼らの守りたい〝拠点〟は一つ消えていくことになるが。大体『学問デース中立デース』とか言いながらやってる活動は政治的主張とか笑うわ」と皮肉を込めて言い放った。