俳優、歌手の城田優(34)が、9月30日をもって大手芸能事務所のワタナベエンターテイメントとの専属契約を満了したことが分かった。同社の公式ホームページで発表された。

 公式サイトでは「ワタナベエンターテイメントは2020年9月30日をもって城田優との専属契約を満了しました」と報告。「弊社は引き続き今後もサポートして参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます」としている。

 城田で思い出されるのは7月18日に亡くなった三浦春馬さん(享年30)との関係だ。三浦さんの訃報が伝えられた18日夜には、TBS系列の大型生放送特番「音楽の日」に出演。ボーカルユニット「GReeeeN」の名曲「キセキ」を涙ながら気丈に歌い上げて話題となった。また同24日には自身のインスタグラムに思い出の写真と長文のメッセージを投稿。三浦さんのファンへも感謝を述べ、「少しずつでいいので、前を向いて生きましょう」と呼びかけた。

「春馬の意思を受け継ぎ、春馬の分まで、その〝約束〟や〝夢〟を大切に大切に育てながら、生きていきたいと思います」とつづった城田。事務所との契約満了は、心境の変化、三浦さんとの約束を果たすための動きなのだろうか…。

 城田は、11月12日に開幕するミュージカル「NINE」(東京・TBS赤坂ACTシアターほか)に出演する(大阪・梅田会場は12月5~13日)。