竹内結子さん訃報に台湾、香港も衝撃 三浦春馬さんとの2ショット写真掲載する報道も

2020年09月29日 05時15分

国外でも愛されていた竹内結子さん

 人気女優・竹内結子さん(享年40)の急逝に、アジア各国も悲しみに暮れている。とりわけ台湾は、メディアの報道も過熱。「日本『笑顏女王』竹内結子傳死訊(訃報を伝える)、享年40歳」と速報した日刊紙大手「聯合報」は、追悼サイトを開設した。経歴や代表作、最後のSNS投稿、表紙を飾った最後の雑誌などを次々と紹介し、反響の大きさを物語っている。


 台湾で特に人気だった竹内さんの出演ドラマは主演した「ランチの女王」(2002年)や「ストロベリーナイト」シリーズ(10~13年)、木村拓哉と共演した「プライド」(04年)などのフジテレビ系の作品だ。

 SNS上では「彼女が大好きで、『ランチの女王』を見て日式蛋包飯(オムライス)を知った。日本を旅行し、それを食べた時は本当にうれしかったのに…」などと嘆く声が絶えない。

 竹内さんは、生まれてまだ間もない子供を残して逝ってしまったことから、聯合報は「台湾鬱病防止協会」と「自殺防止センター」の代表を務める張家銘氏を取材。

「妊娠や出産は、女性の心身に変化をもたらし、鬱を患う場合もあるが、それは正常なこと。ただし症状が2週間以上続く場合は受診を。これにはパートナーも同行し、一緒に産後鬱を乗り越えることが大切」という張氏のメッセージを読者に伝えた。

 竹内さんは18年4月、主演ドラマ「ミス・シャーロック」のプロモーションで、台湾を訪問したことがある。これはアジアを中心に19か国でウェブ配信されたドラマで、海外メディアが多数、イベントに詰めかけた。

 竹内さんは「台湾、大好きです!」などと現地語であいさつ。台湾では「笑顔女王」「女神」などと呼ばれていると聞き、大喜びする一幕もあった。

 このイベントに同席した人気コメディアン・黄子佼(ミッキー・ホアン)は、日刊紙「蘋果(ひんか)日報」の取材に「ニュースを知り、とても残念に思っている。竹内さんは本当にプロフェッショナルで、誰からも好かれるスターだった」とコメント。

 また、フェイスブックには「才見一次、就是永恆 美好印象、美麗倩影 感謝專業、女神風範 無論為何、願妳安息」と美しい詩を投稿し、冥福を祈った。

 竹内さんの訃報は、香港でも高い関心を集めている。というのも一昨年、本人が映画「コンフィデンスマンJP―プリンセス編―」の撮影で現地を訪れていたためだ。

 同作には、やはり7月に急逝した三浦春馬さん(享年30)も出演している。蘋果日報の香港版は、竹内さんと三浦さんがロケの合間に、香港島の摩天楼を一望できる尖沙咀(チムサーチョイ)で、仲良くアイスクリームをほおばる写真を掲載した。

 この写真を引用し、香港の民主運動家・周庭さんも追悼ツイート。

「今年あった悲しい出来事はあまりにも多すぎて、受け入れようとしてもなかなか受け入れられません。ご冥福をお祈りいたします」と、日本語で故人を悼んだ。

 蘋果日報は、竹内さん、三浦さんだけでなく、今月14日に芦名星さん(享年36)、20日に藤木孝さん(享年80)と、日本人俳優の自死が立て続いていることにも触れ、「2個月4位日星殞落」(2か月で日本の星が4つ落ちた)」と報じた。