制作費減に〝ポスト上沼恵美子〟の重圧…引き受け手いない「快傑えみちゃんねる」の後釜

2020年09月29日 06時15分

上沼恵美子

 関西テレビは28日、オンラインで秋の番組改編会見を行い、タレント・上沼恵美子(65)がMCを務め、7月24日の放送で最終回を迎えたバラエティー番組「快傑えみちゃんねる」の後継枠について、引き続き坂上忍がMCを務める「坂上どうぶつ王国」を放送すると発表した。

「えみちゃんねる」は長年にわたって同局が番組制作を担ってきたが、同局の乾正志コンテンツデザイン局総合編成部長は「総合的に考え、坂上さんの『どうぶつ王国』を継続して編成した。ローカル枠ですので、今後は作るということを含めて検討すべきことですが、現状においては『どうぶつ王国』を取らせていただいた」と説明した。

「えみちゃんねる」終了をめぐっては、同局が9月までの継続を希望したものの、上沼の強い意向で打ち切りが決定。発表から3日後に最終回が放送された。新番組を準備する時間もないため、秋の改編期までのつなぎとして「どうぶつ王国」を放送するのは、テレビ関係者の間でも当然の対応とみられていた。

 だが、いざ改編期になっても新番組スタートとはならなかった。在阪テレビ関係者は「在阪民放各局はコロナの影響で、100億円以上もの収益減が予想されており、制作費をガンガン使うこともできない。自社制作するよりも、キー局の番組を購入する方が安く済むし、広告代理店もスポンサーを紐づけてくれますからね」と話す。

 さらに、キャスティング面でも苦労があったのではないかと指摘する。

「なにせ上沼さんが25年も続けた番組ですからね。後を受けるタレントさんは視聴率はもちろん、いろいろと比較される割に、制作費をつぎ込んでくれるわけでもない。打診があっても二つ返事というわけにはいかないと思いますよ」

 人気番組の後番組を考えるのも、簡単ではないようだ。