桃月なしこ〝悪役〟で戦隊デビュー「性格の悪さはバレている」

2020年09月28日 20時36分

キラメイジャーの敵軍幹部ヨドンナを演じる桃月なしこ

 現役ナース(准看護師)、人気コスプレイヤーの桃月なしこ(24)が27日放送のスーパー戦隊シリーズ「魔進戦隊キラメイジャー」(テレビ朝日系、毎週日曜)で戦隊デビューを飾った。

 謎めいた巫女役で出演した桃月は、その美貌でキラメイイエロー(射水為朝=木原瑠生)のハートを撃ち抜いた。舌を出す印象的な表情、心のない笑い声、華麗なムチ使いで不穏な空気をもたらし波乱の展開を予想させる衝撃的な登場。その正体はヒロインではなく、キラメイジャーの敵「ヨドン軍」第3の幹部・ヨドンナだった。

 桃月演じるヨドンナは怒りが沸点に達すると表情が一変し、言葉遣いが悪くなり、必要以上に相手を罵倒。自軍の兵隊に対しても「使い捨てのコマ」と平気で切り捨てる悪女だった。ムチを使うことで潜在能力を強制的にパワーアップさせる力を持つという。

 オーディションで悪役をつかんだ桃月は「用紙に『性格が悪いと思うところ』という項目があって、その用紙いっぱいに思いつく限り自分の性格が悪いところを書きました。それが結構珍しかったみたいで…(笑い)。『これスペースがあったらもっと書けたでしょ?』と聞かれて、『はい! さらにたくさん書くか、今書いてあることを詳しく書くかのどっちかだと思います!』って、意気揚々と発言したらいつの間にか受かっていました(笑い)」と打ち明けた。

 さらに「基本的にお仕事の現場では人当たりよく振る舞おうと頑張っているんですが、この作品に関してはオーディションの時点で自分の性格の悪さはバレているので(笑い)、現場では逆にそれを隠して少しいい子ぶっていることに恥ずかしさを感じていたりします…」と続けた。

 ヨドンナの個性的な衣装について「とてもこだわりの詰まったものなんですが、肩についているカラスや頭の装飾が結構幅を取っているんですよ。衣装を着ていると、その装飾のカラスさんがよく皆さんや物にぶつかるので、早く距離感を覚えたいな、という気持ちです」と笑う。

 撮影について「ヨドンナはまだ生まれたばかりのキャラクターなので、どんな個性なのか、どう演じていくかを監督さんや皆さんに相談させていただきながら演じています。これまで役に対してここまで相談させてもらうという機会がなかったので、とても貴重な経験ですね。やりがいもあるし、自分がキャラクターを作っていくという面白さをすごく感じていて…。なので、毎日クリエーティブな方たちに囲まれて刺激をいただきながら、本当に楽しくやらせていただいております」とのこと。ただ「実は一つ心残りなことがあって…。今まで、変身前の『キラメイジャー』の皆さんとお話しする機会があったのに、『自分は悪役なんだという自負』と、コミュ障がジャマしてなかなかお話しすることができなかったんです…。撮影はまだまだ続くので、もっと仲良くなりたいです!」と意気込む。

 ファンに向けて「ヨドンナという敵の女性幹部を務めさせていただくことになりました。顔出しの敵役は本当に久々ということで、大きなプレッシャーがあるのですが、ヨドンナともどもヨドン軍も愛してもらえたらうれしいです。はたして、ヨドンナの登場によって物語がどう変わっていくのか…皆さん、ぜひ楽しみにしていてください!」と呼びかけた。